トルコ最大の都市イスタンブールは、西洋と東洋が交わる深い歴史を持つ街。毎日世界各国から多くの旅行者が訪れ、街は活気に満ちています。

この街の魅力は、長く深い歴史、それに伴って残された数々の世界遺産、ヨーロッパとアジアをわけるボスポラス海峡、人々の温かさ、美味しいトルコ料理、お祈りの時間にモスクから聞こえるアザーンにあわせて空を舞うカモメに、アジアとヨーロッパの交差点となっている街だからこそ集まる東と西の様々な雑貨やスパイス・・・

イスタンブールの魅力は数えだすときりがありません。

今回はそんなイスタンブールの旅の楽しみの1つであるショッピングについての耳寄り情報をお伝えしましょう。

アジアとヨーロッパの交差点であるイスタンブールですが、イスタンブール市内においてもエリアによって買えるものが全く異なります。

例えば、旧市街の歴史あるグランド・バザールやエジプシャン・バザールには、トルコの伝統を感じることができるような美しい絨毯やモザイクランプ、ハンドメイドの絵皿やスカーフ、香辛料、貴金属製品など、いかにもトルコらしいお土産が勢ぞろいしています。

一方新市街にあるタクシム広場から延びるイスティクラル通りでは、洗練されたトルコ生まれの有名ファッションブランドや外資系のブランドショップが軒を連ねています。

ノスタルジックな赤い路面電車が走る通りの両側には、カフェやファストファッションのお店などに加えて、オスマン帝国時代に建てられた教会などがあるため、ショッピングの合間にちょっとした観光を楽しみながら過ごすことができます。

そんな新市街にある注目のショッピングスポットが、新市街のレヴェントにある大型ショッピングセンターKanyon(カンヨン)です。

カンヨンとはトルコ語で「渓谷」という意味。

その名前の通り渓谷のように緩やかにカーブした構造が特徴的な建物は、ショッピングセンターなのに吹き抜け部分があるため開放感があります。

このショッピングセンターには、トルコの高級ブランドVakkoや、Vakkoのインテリア雑貨を扱うVakko Homeのほか、外資系のファッションブランドに高級ガラス製品を扱うPaşabahçe(パシャバフチェ)といった高級志向のお店がずらりと揃っています。

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