門司港レトロを上から楽しむなら、門司港レトロ展望台へ。

門司港レトロでは異色のこの建物は、黒川紀章が設計したタワーマンション。高さ103メートルの展望台からは、門司港レトロはもちろん、関門海峡や対岸の下関まで、素晴らしいパノラマが楽しめます。

実際に歩いてみると、とにかくのんびりとした雰囲気の門司港。「西洋風のレトロ建築が並ぶ港町」という点では、横浜や神戸に通じるところがありますが、門司港は、町全体がタイムスリップしたかのような、ひっそりとしたたたずまい。

港町らしい開放感と、小さな田舎町の静けさとのどかさを兼ね備えていて、歩いているだけでも心癒されます。関門連絡船乗り場から小船に乗れば、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘で有名な巌流島や、下関にも足を延ばすことができ、楽しみ方も多彩。

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