ヨーロッパ屈指のリゾートアイランドとして知られるクロアチアのフヴァル島。島の玄関口であり歴史ある街並みが広がるフヴァル・タウンの背後では、山の上に城砦がそびえ立っています。町全体そして紺碧のアドリア海を望める城塞は、言わずと知れたフヴァル島の絶景スポット。城塞までは永遠と続くかのような坂道を上りきれば、そこには息を呑むほどの美しい風景が待ち構えています。

城塞への道のりのスタート地点となるのが、町の中心である聖ステパノ広場。広場の脇に並ぶカフェの横から路地に入り、階段を上っていきます。写真の門は城塞とは直接関係ありませんが、まるでここが城塞の入り口と知らせてくれているかのよう。

とはいえここから永遠と続く階段を上り、さらにその後に続く坂道を上らなければ城塞にはたどり着けません。

階段を上るのは大変ですが、それだけではありません。途中で後ろを振り返ると、ところどころ花や緑で彩られた風情ある風景が広がっているのです。上へ行くにつれてアドリア海も背後に見えるようになり、疲れも忘れて気分が盛り上がります。

階段を上りきると、次はなだらかな坂が続きます。サボテンやオリーブの木、巨大なアガベがいたるところに生えていて、町にいた時よりもクロアチアの自然が身近に感じられますよ。

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