、タモさん行きつけの中華料理屋「登龍」で味わうセレブな餃子に、1日に5000個も売れる博多っ子のソウルフード「旭軒」の博多餃子などなど、日本国内の美味しい餃子店をすべて挙げることも難しい。
今回はそんな数々の餃子店の中から、岩手県盛岡市で60年以上に渡って愛されてきた老舗の餃子店をご紹介したい。
お店の名前は「白乾児 (パイカル)」だ。
・1953年(昭和28年)創業の老舗中華料理店、それが「白乾児 (パイカル)」
こちらのお店の創業は1953年(昭和28年)。
1953年(昭和28年)と言えば、NHKと日本テレビがテレビ放送をはじめ、初のスーパーマーケット「紀ノ国屋」が東京・青山にオープンした年。
第二次世界大戦から8年、日本全体が徐々に復興に向かって突き進んでいる時代に、こちらのお店は盛岡城のお膝元の内丸という場所に産まれたのだ。
この内丸という場所、かつては南部藩の家臣が盛岡城に通勤するルートだっという参道周辺は戦後のバラック闇市として発展、現在でも盛岡の人気の飲屋街の1つとして人気となっているのだ。
・ジューシーなウマミたっぷりの餃子
様々なメニューがあるのだが、こちらのお店のオススメは何と言っても餃子。
国産の新鮮で美味しい素材を厳選し、作られた餃子はまさに盛岡餃子というジャンルを確立していると言える。
岩手県産の豚肉の赤身とロース、そして美味しい脂を挽いて、餡にたっぷりと混ぜているため、非常にジューシーで美味しい餃子を味わうことができるのだ。