本州と淡路島を結ぶ明石海峡大橋がつくりだす美しい景観と開放的な空間を味わおうと、海外からも多くの旅行者が訪れる神戸市垂水区の舞子。

神戸市の西の方にあるこのエリアでは、都会的でおしゃれなイメージとはまた違う神戸の一面を楽しむことができ、特に夏場は海水浴客で大賑わいになります。

海岸沿いのおしゃれなカフェやレストランで舞子ならではの景色を眺めながら食事するのもいいですが、舞子に来たからぜひ味わいたいのが、本場のシェフが作るインドカレーです。

ネパールからはるばる日本へやって来た料理長のラムさんは、15歳の時から食に関わる仕事に携わり続けてきました。ネパールのほか、インドやカタール、ドバイで飲食関係の仕事に従事したのち来日し、舞子の閑静な住宅街でインドカレー屋「ナワジョティ」をオープンさせました。

ラム料理長のこだわりは、化学調味料を一切使わない、体に優しいカレーをお客様に提供することです。いまでこそインドカレーは日本人に馴染みのある食べ物となりましたが、彩りを美しく見せるために過剰な添加物が使われていることが多く、安心して食べることができるものが少ない、というラム料理長。

そんなラム料理長のカレーは、化学調味料やブイヨンを一切使いません。その代わりに、大量の玉ねぎで甘みを引き出し、野菜や牛乳、生クリームを贅沢に使います。水も一切使わないので、より濃厚な風味を楽しむことができます。

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