カレーが提供されると同時に、熱々のカレーから湯気とともにかぐわしいカレーの香りが立ち上り
、あたりはたちまちカレーの香りに包まれる。
そんな幸せな香りにつつまれたのなら、最高のカレータイムがスタートする。
まずはカレーとご飯との組み合わせを味わっておきたい。
ふっくらと、しかしながら少し固めに焚き上げられたご飯は、濃厚なウマミとコクを感じられるカレールーとの相性は抜群。
たっぷりとウマミを感じた後は、なんの抵抗もなく飲み物のように喉を通り抜けていくのだが、その刹那には非常に良い香りとともにスパイスの爽やかさが感じられるという、まさにスプーンを止めることが難しいほどの美味しいカレーであることに気がつく。
そしてたっぷりとご飯とカレーの味わいを楽しんだのなら、おおぶりにカットされた飛騨牛を味わってみてもらいたい。
スプーンで口に入れた瞬間に、ホロホロと解けていく牛肉は、まさに驚きの味わい。
濃厚なウマミとコクを感じるルーに全く負けない飛騨牛のウマミを噛み締めるほどに感じらるこの味わいは、まさに飛騨牛を使ったカレーの頂点を極めていると言っても過言ではない。
もし岐阜県飛騨地方を旅することがあるのであれば、こちらの歴史を感じる古民家を改装した喫茶店で、旅の途中下車をしてみてはいかがだろうか?
そこにはきっと、この場所でしか味わえない雰囲気と絶品のカレーがあるに違いないのだ。
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