海外旅行に行けないときは、日本にいながらにして異国情緒が味わえる各国料理店に足を運んでみませんか。そこでは、未踏の国の料理や、過去に旅した国の懐かしい料理を食べられるでしょう。
今回紹介するのは、名古屋にある東海エリア唯一のウズベキスタン料理レストラン「タバスム」。ウズベク語で「笑顔」という意味の店名です。開業は2019年6月。
タバスムがあるのは愛知県名古屋市中村区松原で、地下鉄東山線の「本陣」駅から徒歩5分ほど。営業時間は金土日の11:00~20:30(ラストオーダー)となっています。(月~木は定休日)
店内はさほど広くなく、椅子の数は20席ほど。壁にはウズベキスタンの民族衣装や絵皿が飾られています。
人懐っこい雰囲気のウズベキスタン人スタッフが、メニューとともに「良かったらウズベキスタンの本をご覧ください。」とガイドブックを手渡してくれました。
日本人にはまだ知名度の低いウズベキスタンは、中央アジアに位置する共和制国家です。古くはユーラシア大陸の交易路シルクロードの要衝として栄え、1991年のソ連崩壊によってウズベキスタン共和国として独立しました。
国境を最低2回越えないと海に達することができない「二重内陸国」であり、小麦粉を使ったパンや麺、羊肉、野菜を使った料理がよく食べられます。
黒ゴマに似たブラッククミンというスパイスを散らしたパン「ノン」は、中央アジアの主食。釜で焼くためか、とても香ばしいです。