アドリア海に突き出た美しいドゥブロヴニクの旧市街。町をぐるりと囲む城壁の上を歩く「城壁ウォーク」と並んで、この町に来たら外せないスポットがあります。

それが、町の裏側にそびえるスルジ山。山頂からは青い海を背にした旧市街を一望でき、その美しさは一生忘れることのできない旅の思い出になるでしょう。

スルジ山への行き方としてよく紹介されているのは、以下の3つ。

ロープウェイ麓からハイキングタクシー

ですが今回は、あまりメジャーではない「バスと徒歩」で行く方法をご紹介します。行きはバスを利用し帰りはハイキングで山を下るようにすれば、1人200円ほどしか費用がかからずとてもお得です。

スルジ山方面へ行くのは17番のバス。ピレ門前から約1時間に1本のペースで走っているので、これに乗り終点の「Bosanka」で下車します。乗車時間はおよそ20分。

Bosankaで下車したら、目の前に伸びる1本道を進んでいきます。道は1本しかないので、迷う事はないでしょう。

地図上では、ここから徒歩20分で山頂までたどり着くはず。しかし途中ですでに旧市街が見えてくるので、寄り道せずに歩けるはずがありません。

途中で写真を撮るなどすれば、30~40分はかかると見ておいた方が良いでしょう。

しばらく歩くと視界が開け、山頂のロープウェイ乗り場が遠くに見えるようになります。

バスを下車してから10分ほど歩くと、ドゥブロヴニクの旧市街が姿を現します。山頂からの風景とはまた異なる、斜め上から望む旧市街。ロープウェイ利用者がここまで来ることは少ないので、まさにバスで向かう者こそが楽しめる景色なのです。

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