Mutaは、パブリックチェーンとコンソーシアムチェーンの両方で使用できる高性能なブロックチェーンフレームワークです。PoA、PoS、DPoSチェーンとしてカスタマイズすることができ、さまざまなエコノミーモデルやガバナンスモデルで展開することができます。CKBや他のMutaチェーンとの相互運用性はビルトイン機能であり、PoW CKBベースレイヤーの高いセキュリティとファイナリティを利用しながら、すべてのMutaを搭載したチェーンが相互にやりとりできるようになっています。
MutaはNervos Networkにとって重要な要素です。CKBを価値とセキュリティのアンカーとして使用し、ユーザーシナリオとスケーラビリティを拡張しています。例えば、Nervos FoundationはHuobi Groupと協力してHuobi Chainを構築しており、Mutaのフレームワークをベースに規制に準拠した分散型金融サービスを模索しています。Mutaは、Nervos Networkの本格的な採用において先駆的な役割を果たすでしょう。」
タ「現在公開している助成金プログラムではインフラ系プロジェクトを募集していますね。このプログラムの対象となるプロジェクトの数と、グラントの規模はどのくらいになるのでしょうか?また選定プロセスについて教えてください。」
ベ「最近開始した3,000万ドル(約32.3億円)の助成金プログラムでは、既に承認され、開発を始めたプロジェクトがたくさんあります。ビットコインのインターオペラビリティ(相互運用性)、ステーブルコイン、ゼロ知識証明、IDEなどのプロジェクトがあります。申請、承認されたすべての助成金プロジェクトは、ここ(※)で見ることができます。
現在、私たちの助成金プログラムは、dapp開発者や起業家がNervos Networkを利用するためのフレームワークを整備するためのインフラ構築に焦点を当てています。ちなみに次の助成金プログラムは、特にプロジェクトやチームの次のフェーズを奨励するようなのものです。」
タ「招商銀行との提携について。銀行とパブリックチェーンの提携は、世界的に事例が少なくとても興味深いです。この提携によって何が実現するのでしょうか?」
ベ「招商銀行は、プロダクトやサービス強化にブロックチェーン技術を利用できないか模索しており、Nervos NetworkとネイティブCKBアーキテクチャを活用した将来的なDeFiアプリケーション強化を計画しています。資産のトークン化、支払い、本人確認などの分野です。