建物の1階部分には「ドイツ薬事博物館」が入っていて、薬の歴史が学べます。材料や薬の保存に使われていた美しい容器の展示も多く、薬に興味のない方でも楽しめますよ。

そしてハイデルベルク城で外せない見どころのひとつであるのが、この巨大なワイン樽。代を追うごとに大きくなり、現在の樽は容量が21万リットル以上もあるのだそうです。実際に樽の上に上ることもでき、その巨大さが肌で感じられます。

樽の正面にいるのは、道化師のペルケオ。選帝侯によりワイン樽の監視を命じられていた人物で、本人も大の酒飲みだったという伝説が残されています。

大樽を見た後は、お城のテラスからハイデルベルクの旧市街を眺めてみましょう。ネッカー川のほとりに佇む風光明媚な町並みは、いつまで見ていても飽きません。対岸の山の中腹には「哲学の道」があり、ここからは旧市街とお城をセットで見られるので覚えておくと便利ですよ。

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