インターネットイニシアティブを筆頭株主とする暗号資産(仮想通貨)取引所ディーカレットは8日、会津若松市ナイトタイムエコノミー推進協議会が10月6日より開始した観光活性化企画「極上のはしご酒」のデジタルクーポンの仕組みを提供したと発表した。

「極上のはしご酒」は、会津若松市内宿泊者向けに1,000円で会津の酒や郷土料理などを楽しめるナイトタイムエコノミー活性化企画。「極上のはしご酒」は、全国からインターネットでアクセスでき、参加店舗の地図検索や混雑状況の確認、クーポンの購入・利用が可能となっている。デジタルクーポンは、従来の紙によるクーポン付きパンフレットをデジタル化し、スマートフォンにインストールした「会津財布」アプリ上で購入し、接触を避けながら手軽に決済することができる。飲食店舗でスタッフ確認の元クーポンを利用すれば、利用記録をデジタルで残すことも可能だという。

ディーカレットは自社で構築している「ブロックチェーン上でデジタル通貨を発行・管理するプラットフォーム」を、TISのスマートシティ共通決済サービス「ID決済プラットフォーム」と接続し、「会津財布」での「極上のはしご酒」デジタルクーポンの発行、管理を行うとしている。

実施期間は2020年10月6日~11月30日。iPhoneアプリダウンロードサイト「AppStore」より「会津財布」をダウンロードし、アプリ中の利用可能なサービスの中から「極上のはしご酒」を選択することでサービスが利用できる。