そんなサバサンドは、日本にある食材で簡単に作れるトルコのB級グルメのひとつです。最もシンプルなサバサンドを作りたい場合、用意するものはフランスパン、玉ねぎ、サバ、レモンのみです。

日本ではエキメッキのような食感のパンを見つけるのが難しいので、フランスパンを買うときはなるべく柔らか目のものを選ぶと良いでしょう。

玉ねぎはなるべく薄くスライスし、水にさらしておきます。サバはできれば骨なしのものを選び、8センチほどに切って焼いておきます。よりトルコ風にしたいのなら、サバの皮は取り除いておきましょう。

フランスパンは大きければ長さ20センチ弱に切ります。横から完全に切りきらないように切れ込みを入れ、パンを開きます。そこに玉ねぎを適量乗せ、その上に焼いたサバを2つ乗せます。パンを閉じ、お好みでレモンを絞って完成です。

室内で食べるのもいいですが、よりイスタンブールのガラタ橋付近の雰囲気を味わいたいのなら、海辺や川辺に持っていって外で食べるのもいいかもしれません。

日本人にとって馴染みのあるサバを、お米ではなくパンと一緒に食べるというちょっと斬新なトルコの名物グルメは、トルコ人のみならず日本人の口にもきっと合うことでしょう。ガラタ橋付近独特の混沌とした雰囲気を思い出しながら、自宅でトルコの味を再現してみてはいかがでしょうか。

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