人気観光地である静岡県熱海市で、要注目の店が2店舗オープンする。熱海観光の玄関口とも言える熱海駅前平和通り商店街で、11月30日(火)に「熱海おさかな・大食堂」がオープンし、12月中旬に「熱海おさかなパラダイス」が営業を開始するのだ。熱海駅前最大級の海鮮グルメスポットの誕生として大きな注目を集めている。

熱海では、2019年8月に「熱海銀座おさかな食堂」がオープンしている。熱海・伊豆の食材をメインとした海鮮料理で連日たくさんの人を集めている同店だが、「熱海おさかな・大食堂」と「熱海おさかなパラダイス」は、この“おさかなブランド”の第6~7号店にあたる。

11月29日(月)に開かれた内覧試食会では、「熱海銀座おさかな食堂」を運営する株式会社夢タカラの下鳥正人代表取締役は「(新たにオープンする2店を)おさかなブランドの集大成にしたい」と意気込みを語った。

豪華な食材を使ったごちそう料理

「熱海おさかな・大食堂」と「熱海おさかなパラダイス」は、熱海駅からほど近いビル内にオープン。ビルの2階で「熱海おさかな・大食堂」、3階で「熱海おさかなパラダイス」が営業する。

「熱海おさかな・大食堂」では様々な海鮮料理を提供し、「熱海おさかなパラダイス」では刺身の食べ放題が楽しめる。2店には明確なカラーの違いがあるので、用途や気分によって使い分けることが可能だ。

「熱海おさかな・大食堂」では、おすすめメニューのひとつ「大漁海鮮 金目鯛てっぺん丼」(税込5500円)のように金目鯛、とらふぐ、伊勢海老などの豪華な食材を利用した料理も楽しめる。

入り口近くの生簀の伊豆名物・高足ガニは、刺し身、焼き、蒸しと様々な調理法で味わえる。記者が訪問した際にはしゃぶしゃぶを試食したが、鮮度がすばらしく、甘味を含む旨味が口内に広がる絶品だった。

エンタメ色満載の刺し身ビュッフェ

「熱海おさかなパラダイス」は、新鮮な刺身がビュッフェ形式で食べ放題。種類が豊富な刺し身はどれも美味しく、食べ放題ならではの圧倒的なお得感があった。また、自分でオリジナルの海鮮丼や海鮮茶漬けを作ったりとバリエーション豊かな食べ方も可能だ。

表に並べられていない特別な魚の刺し身を景気のよい掛け声と一緒に配って回る“スーパーパラダイスタイム”が毎日行なわれるなど、エンタメ性が高い演出が行なわれる点も「熱海おさかなパラダイス」の特徴と言えるだろう。

この2店で店長を務める圷誠太郎氏が内覧会で「お客様が熱海に来る楽しさが増えて、熱海を盛り上げる店舗にしていきたい」と語ったとおり、熱海に来る人を惹きつける強力なグルメスポットの誕生だ。

熱海おさかな・大食堂
静岡県熱海市田原本町3−1 熱海魚熊ビル2F  
営業時間11:0015:00、17:00~22:00 定休日なし 電話0557-48-6855 公式サイトhttps://www.osakana-daishokudo.com

熱海おさかなパラダイス(※12月中旬オープン)
静岡県熱海市田原本町3−1 熱海魚熊ビル3
営業時間10:00~18:00 定休日なし 電話0557-55-7327 公式サイトhttps://www.osakana-paradise.com