株式会社HashPaletteのブロックチェーンゲームスタジオ部門であるHashGamesは14日、「サンシャイン牧場」のNFT(非代替性トークン)化権を取得し、国内初のファーミング型ブロックチェーンゲームをリリースすると明らかにした。

「サンシャイン牧場」は、プレイヤーが自分の牧場で農作物や家畜を育てて牧場を成長させるファーミングゲームである。2009年にRekoo Japan株式会社が開発し、mixi上で1,000万人超がプレイしていたという。

今回、HashPaletteが「サンシャイン牧場」のNFT化権を取得し、ブロックチェーンゲームとしてサービス展開するようで、HashPaletteが開発するブロックチェーン「パレットチェーン」上のサービスとしてリリースされる。AndroidやiPhoneのスマホ端末でゲームをプレイできるようだ。

NFT版「サンシャイン牧場」は、ゲーム内で農作物、家畜、土地などのNFTを保有し、自身の牧場を管理することでトークンを稼ぐことができるようだ。また、プレイヤー同士で育てた農作物や家畜の生産物を交換することで、牧場を発展・効率化できる仕様を予定しているという。そのほか、ゲーム内で使用できるNFTの販売はNFTマーケットプレイス「PLT Place」において行われる。

Rekoo Japan株式会社はプレスリリースで、「ソーシャルゲーム黎明期に産声を上げたサンシャイン牧場が、NFTゲームという新時代のゲームとして復活することに大変期待を寄せており、再度たくさんの方に楽しんでもらえますと幸いです。」と述べている。

HashGamesは、2022年2月に設立された。パレットチェーン上でのPlay to Earnゲームの設計・開発、パレットチェーンのクロスチェーンハブ機能を活かしたマルチチェーン対応、海外ユーザーへのマーケティング支援などのサポートを行っている。2022年春から夏にかけてPlay to Earnゲーム3タイトルをリリースするようで、国内規制に完全に準拠したPlay to Earnゲームエコシステムの構築を目指しているようだ。