暗号資産(仮想通貨)分野の大手ベンチャーキャピタルFramework Venturesは19日、3つ目のファンドとして4億ドルを確保し、半分をブロックチェーンゲームへの投資に充てると発表した。

ファンド「FVIII」は、ブロックチェーンゲーミングに最大2億ドルを充当し、残りの半分はDeFi(分散型金融)とWeb3のスタートアップやネットワークに使用されるようだ。

共同創業者のMichael Anderson氏とVance Spencer氏が率いるFrameworkは、DeFi分野でいち早く参入した企業として知られている。ChainlinkやAaveなど、DeFiを取り巻く数十億ドル規模の様々なプロトコルへの初期の投資家として脚光を浴びるようになった。現在約14億ドルの資産を管理しており、運用資産の90%は少数の機関投資家によるものだという。

Frameworkは、ブロックチェーンゲームを今後5年間で大きく成長する可能性のある分野として認識しており、注目すべきゲームインフラプロジェクトであるStardustやブロックチェーン業界初のトリプルAゲームとなる可能性があると見られるIlluviumの初期ラウンドを既に主導している。Anderson氏は、Decryptのインタビューにて「今後数年間でブロックチェーンゲームは、2019年と2020年にDeFiで起こったことと同じように、爆発的な成長が期待されます。」と答えている。