8月15日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)に、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)と社会学者の古市憲寿(37)が出演。自民党、安倍晋三元首相(享年67)と旧統一教会の関係性を「利用されている」と語った2人に反発の声が集まっている。
韓国のソウルで開催された世界平和統一家庭連合(旧統一教会)のイベント内で、安倍元首相の追悼が行われたことについて、司会の谷原章介(50)から「どう思われますか?」と聞かれた橋下は、「明らかに広告として利用したのだろうな、と。旧統一教会の外にいる僕から見れば完全に広告利用だなと思います」と持論を展開。
そのうえで、橋下はこれが“宗教的信仰心”に基づいての追悼だとしたら、違法や不正がない限り「弾圧とか外から介入して止めると悲惨な状況になることが歴史的な経緯で明らかなので、そこはある意味慎重にならなきゃいけない」とし、「違法性のない宗教的な信仰心のところは自由を認めるのが、僕の個人的な意見」と語った。
一方で、谷原は「ここまで旧統一教会と安倍元総理と(の関係)が日本の中において社会問題化していて、なおかつ(夫人の)昭恵さん(60)なり、ご遺族の意向を考えてよく追悼できたな」と韓国での追悼に疑問を呈したのだが、古市もまた橋下と同様に「本当に(旧)統一教会側が明らかに広告として安倍晋三さんという人を利用しているわけですよね」とコメント。
その後も、橋下と古市で合わせたかのように2人で「旧統一教会に“利用されている”」と持論を展開させていき、ネット上からは、「タッグを組んで信教の自由に論点をずらそうと必死」「安倍さんと統一教会の関係を認めない方向へ持っていくだろうと思っていたけど、やっぱりそうですね。さすがにどう考えてもそれは無理筋」「統一教会が自分たちと無関係な人物を追悼するか?」「旧統一教会が自民党を利用していた形にしたくて仕方ないようだ……」との指摘が多く集まっていた。
「橋下と古市といえば、ここ最近ずっと“宗教団体をカルト宗教とひとくくりにして規制すべきではない”という論調を繰り広げており、ネット上では『統一教会擁護だ』と批判を浴びています。そもそも、旧統一教会においては被害者が多数出ておおり、取り締まるべきカルト団体というのがおおむねの国民の総意。また、すでに多数の政治家とのつながりが明らかなことから、今回の韓国での追悼によって、安倍元首相と教団とのつながりの強さがより明白になったという見方をしている人のほうが多いはず。それを単に“利用されている”の一言で済ませた橋下と古市には、批判が多く集まっていました」(政治記者)
さらに、2人を出演させた『めざまし8』に対しても「めざまし8マジですげー。旧統一協会の信者擁護かぁ。頭おかしくなりそうだわ。」「とにかくフジが酷すぎる。ズブズブ中のズブズブ」「橋下徹氏、古市憲寿氏、この2人をコメンテーターに呼んでる時点で視聴者にケンカ売ってるフジテレビ」と反発の声が多数あがっていた。