仮想通貨取引所のビットバンクは、暗号資産エフエルアール(FLR)の取扱いを近日中に開始することを発表した。エフエルアール(FLR)とは、Flare Networks上でガバナンス投票やステーキング報酬として使用される暗号資産のこと(旧SPARKトークン)。2020年12月12日 9:00(日本時間)のスナップショップ時に、保有していたXRPに対して1:1の割合で付与する。

Flare Networksとは、リップル社の投資部門「Xpring」からの支援を受け、XRPレジャー上にスマートコントラクトの実装を目指すプロジェクトでFlare NetworksはObservation Modeとしてローンチされた。

Observation Mode開始時点ではFlare Foundationがすべてのネットワークバリデータとなっているが、期間中にバリデータの権限を徐々に外部のプロバイダに移転させていくことで、ネットワークの分散化を図るのが目的。充分な権限移転ができるよう、最低8週間はObservation Modeが継続される予定となっている。

これと合わせるように仮想通貨取引所フォビジャパンもFLRトークンの付与を発表した。いずれも具体的な日時については確定次第、知らせるとしている。何度も延期が繰り返されてきたFLRトークンの付与がいよいよ現実のものとなりそうだ。