ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(45)が30日早朝に自身のツイッターを更新。岸田首相が永岡文部科学相に対し、年間30万人の外国人留学生の受け入れを目指す政府の目標を抜本的に見直し、さらに留学生を増やすための新たな計画を策定するよう指示したとする記事を信用しつつ「誰のための政治なの?」と私見を述べた。
ひろゆき氏はこの日、NHKが29日に報じた「岸田首相『留学生30万人』見直し さらに増やす計画策定を指示」とする記事について「『留学生30万人』は2009年に647億円の予算請求した計画の焼き直しだと思いますが、2020年の留学生の43%は中国人。学生支援機構が令和元年に日本人学生に金を貸した額は138億円」と指摘し、「外国人留学生に使う金額の1/5で、日本の大学生の借金を全部無くせます。誰のための政治なの?」と皮肉。さらに「Fランク大学は定員を埋めるために外国人留学生を活用します。留学生として日本に入国して不法就労をして、不法滞在をして、ビザが切れたら合法な仕事が出来なくなります。無理に外国人留学生を増やすと、勉強する気のない人が来て外国人犯罪が増える事になるよね、、、と」と投稿を続けた。
岸田首相は永岡文部科学大臣とオンラインで会談し、高等教育の在り方を検討する政府の教育未来創造会議の次のテーマをめぐって意見交換。その中で、留学生30万人の見直し、さらに増やす計画策定を指示したという。
ひろゆき氏のこうした投稿に対してコメント欄には「もう何がしたいのかわからない…」「留学生が日本で働きやすい環境作ると言っていますが、留学生が日本で働く事は保証出来ない。基礎化学分野の留学生が帰国すれば日本の技術流出になる」「日本を弱体化させることにしかならない気がしますー」「あーあ、日本の子どもを救ってくれ」「この予算はどこかの利権になっているんじゃないか」「日本てお金持ちなんですね…知らなかった」「スパイが大量に送り込まれるの分かりきってるのに法整備もしない無能」など、さまざまな意見が寄せられていた。