決戦地の北西にある標高約200メートルの笹尾山には石田三成陣地があります。いまは静かな小山でしかありませんが、かつて石田三成もこの場所から合戦の行方を見ていたはずです。

山頂の展望台に設置された位置図を見ると、それぞれの武将の陣地と開戦地、決戦地の場所がよくわかります。古戦場記念館で体験した映像がリアルな地形と重なって見える気がしました。

その笹尾山に隣接する、廃校を利用した施設「関ケ原笹尾山交流館」では、戦国武将になりきれる甲冑体験(有料)ができます。

関ケ原仕様の手づくり甲冑は、戦国武将になりきれるプレミアム甲冑、スペシャル甲冑、侍大将、足軽甲冑など種類はさまざま。特に人気なのは、石田三成、井伊直政、徳川家康の甲冑だとか。

甲冑を着用したら、記念撮影はもちろん、甲冑を着たまま史跡散策にも出かけられます(雨天時は屋内のみ)。先ほど紹介した関ケ原古戦場決戦地も近いので、ぜひ記念撮影をしてみてください。

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