11月9日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で「第8回替え歌最強トーナメント」が開催され、お笑い芸人のお見送り芸人しんいち(37)らが出場。しかし、そのつまらなさがネット上で炎上している。
毎回異なる客層を相手に芸人たちがテーマ曲の替え歌を披露し、勝ち上がっていくトーナメント式バトルであるこの企画。今回は後期高齢者51人が審査員となっており、1回戦、準決勝、決勝と2人ずつ歌い、評価が高かった方が勝利となっていた。
今回の1回戦目のテーマ曲は舟木一夫の『高校三年生』。お見送り芸人しんいちはシンガーソングライターの嘉門タツオ(63)と対戦することになった。
先攻の嘉門は「赤いちゃんちゃんこ還暦すぎりゃ人の名前が出てこないのよ」という歌詞から始まる、シルバー川柳風の替え歌。ブラックジョーク満載で高齢者の心をがっちり掴んでいた。
一方の、お見送り芸人しんいちは、なぜか初っ端からダンス&ボーカルグループ・TRFのメンバーの名前をひとりずつ歌い始め「いまはKOOしか元気じゃないよ」「KOOしか元気じゃないよ」と歌ってド滑り。結果はしんいちに2票しか入らず、高齢者からは「ちょっと何を言ってるのか意味分からなかった」と評されていた。
また、スタジオでもMCのダウンタウン松本人志(59)が「みんなそれぞれ面白かったけど、唯一しんいちだけがシンプルに面白くなかった」と苦言を呈し、パネラーとして出演していたお笑いタレントの劇団ひとり(45)にも「年配にも我々にも届かなかった」と言われていた。また、ネット上からも「失礼な上につまらなすぎる」「KOOしか元気じゃないってそんなことないし」「TRFに土下座して謝れ」というブーイングが集まっていた。
「そもそも高齢者がTRFを理解しているかどうか微妙なライン。その上、お見送り芸人しんいちは、ただメンバーの名前を歌い、最後に『KOOしか元気じゃないよ』と発言。しかし、現在もTRFはDJ KOO(61)のみが活動しているわけではなく、他のメンバーもそれぞれ活動しています。替え歌のミスチョイスはもちろん、失礼な上に純粋につまらないというネタで、多くの視聴者がそのセンスに疑問を呈していました」(週刊誌記記者)
このネタが本当に面白いと思って披露したならば、お見送り芸人しんいちの芸人寿命もそう長くはないかもしれない!?