パナソニック株式会社が、11月16日(水)、東京都内にてマスコミ向けに「おうち防犯セミナー」を開催した。

もっとも犯罪が多い時期と言われる年末年始を前に、近年の犯罪傾向とその対策についての解説、防犯に役立つパナソニックの商品のデモ実演などが行なわれた。

セミナー内では、元埼玉警察本部刑事部捜査第一課の警部補の佐々木成三氏のゲストトークも行なわれた。現在はスクールポリス理事を務め、デジタル危機管理の指導なども行なっている佐々木氏は、詐欺犯の手口は巧妙化していて、現在は「自分で自分を守る時代」なのだと強調。

詐欺被害者の約80%もの人が「自分はだまされない」という自信を持っていたと佐々木氏は語る。誰でもだまされる可能性があるからこそ、いざというときに冷静な判断をするために防犯ツールを活用する必要があるのだ。

年末に増える侵入犯罪に関しても佐々木氏は解説した。佐々木氏によれば、窃盗犯の約7割は侵入に5分かかると犯行を断念、10分以上かかった場合はほとんどが犯行をあきらめるという。つまり、しっかりとした防犯セキュリティによって侵入犯罪を防げるのだ。

怪しい訪問者から留守番の子供を守ることもできるドアホン

佐々木氏の講演に続いて、パナソニックの商品のデモ実演が行なわれた。不審者の訪問などに役立つのが、テレビドアホンのSWZ700シリーズ。9月15日には、新製品の「VL-SWZ700KS」「VL-SWZ700KF」が発売される。

こちらのドアホンはインターネットに接続できるため、家の外からスマホで連携することが可能。外出中でも、留守番している子供に代わって訪問者に対応することができる。

来訪者の様子を録画・録音できる他、ドアホンが自動で来訪者に対応する機能も備えているため、家に子供しかいない場合でも、子供は来訪者と接触しないで済ませることができる。怪しい訪問者から子供を守ることができるのだ。

その他、ドアホンの「VL-SWZ700」シリーズは、窓の開閉を感知する開閉センサーや屋内・屋外カメラ、宅配ボックスなどと連携させることも可能で、これらも防犯に役立つ。

電話機には迷惑電話を防止する機能を搭載

続いて、デジタルコードレスファクス/電話機が紹介された。紹介されたのは、10月13日に発売される新製品の「KX-PD750DL」「KX-PD750DW」と、現在発売中の「VE-GD78DL」「VE-GD78DW」。

特殊詐欺の大半は、自宅にかかってくる犯人からの電話で始まる。ここで紹介されたパナソニックの電話にはそうした迷惑電話を防止する機能がそなえられている。

電話がかかってくると、こちらの電話機の呼び出し音が鳴る前に、相手に「迷惑電話防止のために録音されます」という警告メッセージが流れる。

こちらで電話機の呼び出し音が鳴る段階では、「迷惑電話にご注意ください」というアナウンスが流れ、通話中は自動で会話の内容が録音される。

通話後に「今の電話は怪しかったな」と思った場合は、家族や警察にボタン一つで録音した通話を聞かせて相談することも可能だ。

さらに、電話機には温度・湿度センサーがついているため、音声アナウンスで熱中症への注意を呼びかけることもできる。登録したスマホにはこうした情報が届くため、高齢の父母と離れて暮らしている場合などには安心できる機能だ。

全国の警察と連携

今回のセミナー内では、警視庁犯罪抑止対策本部の担当管理官からのビデオメッセージも上映された。パナソニックは、迷惑電話・振り込め詐欺に対して、全国45都道府県の警察と連携し、防犯イベントの開催などの取り組みを行なっているという。

今回のセミナーで紹介されたパナソニックのドアホンや電話には、そうした同社の犯罪に取り組む姿勢がよく表われていると感じられた。