グリコの歴代おもちゃと10名のクリエイターが手がけたおもちゃを展示する「クリエイターズグリコ展」を東京・池袋で開催

江崎グリコ株式会社が11月18日（金）～20日（日）の３日間、東京・池袋のサンシャインシティの屋内イベントスペース「噴水広場」において「クリエイターズグリコ展」を開催する。初日の18日には同会場でオープニングセレモニーが行なわれた。

クリエイターズグリコ展は、江崎グリコ100周年を記念した「クリエイターズグリコ」の11月22日（火）の発売に先立って開かれるものである。クリエイターズグリコは、日本を代表する10名のクリエイターがグリコのおもちゃをデザインし、世界的フィギュアメーカーの海洋堂が造形制作した特別商品だ。

今回のオープニングセレモニーにはクリエイターの10名の中から、コンセプターの坂井直樹さん、プロクラフターのタツナミシュウイチさん、クリエイティブコミュニケーターの根津孝太さん、ゲームデザイナーの堀井雄二さん、アーティストの増田セバスチャンさんがゲストとして登壇した。

大正から現代までのグリコのおもちゃを展示

セレモニー内のトークセッションでは、おもちゃのデザインに関する裏話やグリコについての思い出などが語られた。

グリコが100年という長い歴史を持つだけあって、「物がない時代で、自分でおもちゃを作っていたので、そのころにグリコのミゼットのおもちゃは強く印象に残っている」（坂井さん）、「（展示されているおもちゃを見て）“これ、持ってたぞ”と思いました」（根津さん）、「昔自分が持っていたおもちゃが、“あ、あれはグリコのおまけだったんだ！”と気づきました」（増田）と長い歴史を感じさせるコメントが続々と飛び出した。

また、他のクリエイターのおもちゃの感想を聞かれると、「（全部のおもちゃがそろう）コンプリートボックスを発注しました」（坂井さん）、「どれも欲しいと感じましたし、“やられた！”と思いました」（堀井さん）などと大いに刺激を受けたことを口々に述べていた。