FIFAワールドカップカタール2022の日本代表VSスペイン戦が2日朝4時から行われ、日本が2-1で勝利。日本代表が2大会連続で決勝トーナメントに進出を果たした。
この快挙にフジテレビは情報番組『ポップUP!』の放送を2時間縮小し、午後12時45分から日本VSスペイン戦の試合を再放送するも音声トラブルが発生。視聴者からは「フジテレビのサッカー再放送。音ズレ酷い。放送事故すぎるぞ」「サッカー再放送音ズレ酷すぎるよ。盛り上がりの欠片もない」「音声が遅れてる…なんか気持ち悪い。なんとかして」「なんじゃコレ。音声ズレまくり。放送事故並み。めっちゃ見づらいw」と批判が殺到する事態となっている。
「前半戦は映像と実況中継の音声がズレていたのですが、フルでの再放送でCMを挟まなかったこともあり途中での修正が難しかったのでしょう。音声がズレたままの状態で前半戦は放送されました。終了間際に『映像と音声が乱れております。大変申し訳ございません』とのテロップが画面に表示されましたが、SNS上では『誰もシュートしてない時に「シュート!」とか言ってて違和感。実況が遅れてる』『映像と音声ずれていて見ずらいの。フジテレビ直して』『フジテレビのサッカー再放送の音ズレが異常すぎる。2、3秒どころじゃない。10秒?』『ファールしてから数秒後に笛鳴ってるww』『フジテレビスペイン戦再放送してるけど、音声と映像ズレてる。よくこれで放送してられるな』と不満の声が続出していました」(スポーツライター)
後半戦からはタイムラグが解消され、堂安律選手(24)の同点ゴール、三笘薫選手(25)のゴールラインぎりぎりのアシストから得点を決めた田中碧選手(25)の逆転ゴールなどは乱れのない映像で見ることができたが、本戦は早朝4時からだったこともあり、リアルタイムで見れなかった人には不満が残る放送なった。
不幸中の幸いだったのは、映像と音声のタイムラグが発生したのは日本代表の見せ場がほとんどない前半戦だけだったという点。この音声トラブルが日本が同点ゴールと逆転ゴールを決めた後半戦だったらさらなる炎上は免れなかっただろう。
現在、インターネットテレビABEMAでは、日本代表戦を含む全64試合の生中継のほか日本VSスペイン戦のフル見逃し配信を無料で見ることが可能となっており、元日本代表MF本田圭佑(36)の個性的な解説も話題となっている。今回のフジテレビの放送事故は、地上波の優位性を自ら否定することになったのかもしれない。