ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(46)が16日に自身のツイッターを更新。「ドイツ 嗜好品の大麻合法化へ 法案を閣議決定」と題して配信された日テレNEWSの記事を引用して私見を述べた。

ひろゆき氏が引用した記事では、ドイツ政府は26日、嗜好品としての大麻の購入と所持を合法化する法案を閣議決定したことを伝えている。ドイツ政府が閣議決定した法案では、成人が嗜好品としての大麻を30グラムまで購入して所持することが合法となり、年間およそ47億ユーロ=日本円でおよそ6900億円の税収の増加につながるほか、2万人の新規雇用を創り出せるとの調査結果もあるという。

大麻合法化法案は、EU=ヨーロッパ連合の執行機関、ヨーロッパ委員会による事前審査が行われた後、ドイツ議会での承認が必要で、法制化は2024年までに行われる見通し。これまでヨーロッパの多くの国で医療用は合法化されてきたが、今回、ドイツがより寛容な大麻政策へと動き出したかたちになる。

ひろゆき氏はこの記事を引用して「スペインやオランダ、カナダのような大麻合法化国にドイツも参加。欧米は実質的に大麻で逮捕しない国が増えてます。」と指摘したうえで、「大麻で逮捕して犯罪者として税金で刑務所に送り込んで、刑期が開けても前科者なので生活保護という税金無駄遣いを、まだまだ続ける予定の日本です。」と持論を展開した。

この投稿にコメント欄には「日本は昔から大麻文化が存在した国であったが戦争に負けて戦勝国に禁止されたんよね。ある意味で日本は大麻とうまく共存していたのに」「時代遅れにも程があると思います」「たばこ税は増税するけど大麻合法には乗り遅れちゃう日本。惜しい!」「自分の息子、娘がジャンキーになっていいと思っているならその考えもいいんじゃない。俺は冗談じゃないね」「間接的に被害あるので、合法化なんてやめてほしい。なんでも西洋を見習えはよくないと思いますよ」「大麻は覚醒剤の入り口ですからね。大麻の刺激に物足りなくなった人達が、より強い刺激を求めて覚醒剤の常習犯になりそうです」など、さまざまな意見が寄せられていた。