エジプト人タレントのフィフィさん(46)が20日に自身のツイッターを更新。「『UAEの敵はイラン、韓国の敵は北朝鮮』…韓国大統領『不適切』発言の波紋」と題して配信されたKOREA WAVEの記事を引用して私見を述べた。
同記事では、「アラブ首長国連邦(UAE)の敵、最も脅威的な国はイランで、韓国の敵は北朝鮮。非常に類似した立場にある」。韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領がUAEを訪問していた15日、現地駐留の韓国軍「アーク部隊」の将兵と面会した席でこう発言し、これにイラン側が態度を硬化させ、韓国外務省が対応に追われる一幕があったと伝えている。
そもそもイランはUAEと歴史的に深い経済関係にあったという。しかし、2016年1月にイランが、サウジアラビアによるシーア派指導者処刑とそれを受けたイランのサウジ大使館襲撃を機にサウジと断交すると、UAEはサウジを支持する立場からイランとの外交関係を、それまでの大使級から代理大使級に格下げしている。
その後イランとUAEは関係修復に乗り出し、昨年8月、大使級外交を再開。その後も正常化への手順を踏んでいた。イランがユン大統領の発言に敏感になっているのは、こうした事情があるためだという。
フィフィさんは同記事を引用して「またユン大統領の発言が韓国内で物議。あえて対立を煽る必要はない。イランは“西側の敵”って認識を持ってるから、原油代金も平気で踏み倒すんですね。」と指摘したうえで「イランは韓国を信用してお金を預けたのに…ほんと外交下手てか幼稚。」と持論を展開した。
この投稿にコメント欄には「わざわざ、発言する事ではないのが解らないんだよな。内情を知らず、調べず、発言し、断言する。これは国の教えからくる事」「敵を作るのが上手いですね~本当に」「お金使ってしまったからでは?」など、さまざまな意見が寄せられていた。