2月2日、『めざまし8』(フジテレビ系)のMCを務める谷原章介(50)が、全国で相次ぐ広域強盗事件の指示役“ルフィ”こと渡辺優樹容疑者(38)との接点が明らかになったお笑いコンビ・EXITの兼近大樹(31)についてコメントしたものの、視聴者からは賛否の声があがっている。EXITは『めざまし8』のスペシャルキャスターとして不定期出演していた。

兼近は1日、自身のYouTubeチャンネル『かねちーといっしょ』で生配信を行うと、「過去に彼と知り合いだったのは事実」と渡辺容疑者との関係性について説明。そのうえで、自身は今回の強盗事件にはまったく関与していないと強く否定した。

また、兼近は過去に自信が犯した犯罪についてはすでに著書『むき出し』(文藝春秋)で明かしているが、窃盗事件や売春防止違反の疑いで逮捕されていたことについても改めて言及していた。

こうした兼近の告白を受け、谷原は「改めて思うのは、周りも兼近さん自身も更生したと思っていても、過去の関わりが何かの拍子でポッと表に出てくることがあるんだなと。そうした時に過去に向き合わざるを得ないんだなということなんですよね」と神妙な面持ちでコメント。

続けて「もしかしたら、更生というのはしてしまったということではなく、厚生を常にし続ける途上なのかもしれないと思わされた」と語り、2年弱の共演を振り返り「ニュースに向き合う姿勢、弱い方に寄り添う姿勢であったりとか、ご自身の過去を包み隠さずきちんとオープンに語る姿勢を常にそばで見させていただいて思うのは、彼自身も過去があったからこそ、それを忘れずに向き合い続けてきてるんだろうな」と現在の兼近の仕事に向かう姿勢を評価。そして「まだまだ更生の途上で、自覚して、努力しよう、これからもっと良くしようとしていく兼近さんの事を信じて応援したいなと僕はとても強く思っています」と応援する姿勢をみせていた。

兼近擁護を繰り広げた谷原に対し、視聴者からは「更生中の人を公共の電波を使って全国放送で今後も出演させるのか?」「バラエティはどうでもいいけど、情報番組にスペシャルコメンテーターって出るのはおかしいと思う」「更生したから許されるとも思わない。一生罪を背負って生きるべき。嫌なら犯罪犯すなよ」と批判の声も目立っていた。

さらに、同じくコメンテーターとして出演していた三浦瑠麗氏(42)の夫の詐欺疑惑については何の説明がないことに対しても、「兼近大樹のことはやるのに三浦瑠麗のことはやらないんだな」「谷原章介は三浦瑠璃の件を絶対に取り上げないよね」「兼近大樹、三浦瑠麗と出演者にはツッコミを入れないなんて、甘いですね。フジテレビ」と呆れ声が殺到していた。

「最近に限ったことではありませんが谷原の失言や三浦の夫の問題、そして兼近の過去の人間関係など、『めざまし8』はトラブル続き。曜日コメンテーターとして出演中の橋下徹(53)や古市憲寿(38)もたびたび発言が炎上しますし、これ以上出演者のトラブルが続くようなら番組継続自体が危うくなるのではないでしょうか」(週刊誌記者)

世間の反応を見る限り、兼近がスペシャルコメンテーターとして戻ってくる可能性はかなり厳しそうだ。