鳩山由紀夫元首相(75)が5日、自身のツイッターを更新。岸田文雄首相が、性的少数者について差別発言をした荒井勝喜首相秘書官を更迭した件について言及した。
3日夜、オフレコを前提とした記者団の取材で、LGBTなど性的少数者を巡って「隣に住んでいるのもちょっと嫌だ」「同性婚を認めたら国を捨てる人が出てくる」などと発言した荒井秘書官。その後、発言を撤回し「申し訳ないと思う」と謝罪したものの、岸田首相は「多様性を尊重し、包括的な社会を実現していく今の内閣の考え方には全くそぐわない、言語道断の発言だ」として更迭している。
鳩山氏はこの件に反応し、ツイッターで「岸田首相は性的少数者や同性婚に対して『見るのも嫌だ、隣に住んでいるのもちょっと嫌だ』などと差別発言をした荒井首相秘書官を更迭した。当然だが、彼は同性婚などに「秘書官室もみんな反対」とも述べている。首相が多様性、共生社会の実現というなら、残りの秘書官達の任命責任もあるのではないか。」と持論を投稿した。