3月27日放送の『アイ・アム・冒険少年』(TBS系)で人気企画「脱出島」が行われ、お笑いタレントのあばれる君(36)が初のリタイアとなった。

この日はあばれる君、Snow Manの目黒蓮(26)・俳優の原嘉孝(27)チーム、イケメン筋肉俳優の永井大(44)・照英(48)チームがそれぞれ挑戦。島でいかだを作って脱出し、4キロ先のゴールにいち早く着いたチームの勝利となる。

今回は“絶対王者”と呼ばれている、あばれる君の同企画20回目の挑戦。気象予報士試験を目指しているというあばれる君は天気を読み、風が強くなったり、天気が崩れる可能性があることを予想。竹を上手く活用し、空気が抜けていくといういかだを作って脱出を目指した。

しかし、いざ脱出を始めると、真正面から風が来ていること、その影響で波が強くなっていることなどが影響し、30分漕ぎ続けても岸から10メートルほどしか進めず。ほかのチームが順調に進む中、ひとり大きく出遅れた形となった。

その後も岸辺からスタッフに押してもらい、一生懸オールを漕ぎ続けるも、前進することはできず。最後にはあばれる君からも「もうダメだ」と本音が漏れ、日が暮れかかってからスタッフの判断でストップがかかり、あばれる君初のリタイアにとなった。

このリタイアに悔しさからあばれる君は涙を流し、「まだ行けるよ!」と宣言していたものの、スタッフの制止によりリタイアを受け入れることに。「……行けなかった。こんなの初めてだよ」と悔しそうな表情を見せ、「こんな形になると思わなかったよ、20回記念」と嘆いていた。

こうした一幕に視聴者はざわつき、「今までスタッフの船に引っ張ってもらえたのができなくなったからな」「やっぱりある程度ヤラセやらないとこうなっちゃうんだな。出発自体無理というか」「やらせる君やらないとこうなってしまうのか」という声が集まっていた。

「昨年1月に『週刊文春』にやらせが報じられた『冒険少年』の脱出島。特にあばれる君がスタッフにいかだを作らせ、その横で寝そべっていたり、無人のいかだを船で引っ張ってもらう様子は番組ファンに大きな衝撃を与えました。それだけに今回の“初のリタイア”にも視聴者は冷ややかな反応。番組としてはもうヤラセをしていないアピールかもしれませんが、ことさら“初リタイア”を強調したことに一部から失笑が漏れていました」(週刊誌記者)

あばれる君の本気の巻き返しに期待したいものだ。