4月1日放送の『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)に劇団ひとり(46)が出演。対話型AI「チャットGPT」の回答に、共演者一同感心する場面があった。

番組では、名古屋大学の学長が祝辞の一部をチャットGPTで作ったというニュースを紹介。さらに、今月29日の国会で野党が、憲政史上初となるチャットGPTで作成した質問で岸田文雄首相(65)に質問したことも紹介された。

またチャットGPTでは、台本作成や小説、表紙デザイン、プレゼン資料の作成など様々なことができるという。チャットGPT情報を与えれば与えるほど(入力する)精度が上がる半面、情報を与えることによって情報がネット上に流出してしまう危険性も指摘されている。実際、アメリカの企業の一部では機密情報漏洩防止のためチャットGPTの使用を禁止しているところもあるという。

そんな中、中居正広(50)の発案で、劇団ひとりが不倫したと仮定して「それがバレての“謝罪会見”(で話す内容)」をチャットGPTに質問することに。これに劇団は「そんなこと聞かないでください。ないからそんなこと!」と反論していたが、中居は「だってどの人が会見してもうまくいかないでしょ?」と万が一を心配してのことだと説得。

するとチャットGPTは、4つのステップを経て謝罪することが大切だと説明。特に2つ目のステップでは「2、不倫をするに至った背景や原因について説明し、自分自身の問題点や欠点を反省することが必要です。ただし、これは言い訳や責任回避ではなく、自己批判的かつ建設的に話をすることが重要です」と、“言い訳”に聞こえないようにするのが重要だと謝罪会見でのふるまい方についてもアドバイスした。

的確な内容に「違うのよ、不倫してないのよ!」としっかり否定した劇団だったが、「一応あとでプリントアウトしてもらってもいいですか?」と言い笑わせる場面も。

そして中居が「すごいね、今の質問だけでいけるんだね」と感心していると、柳澤秀夫氏が「だけど、ネット空間にこの情報が残っちゃうんだよね。劇団ひとりさんが不倫をしたということが残っちゃう」と指摘し、劇団は「それ、どうにか消しといてもらってもいいですか?」と懇願。

さらに堤伸輔氏が「本当は答えとして、(チャットGPTで)『ひとりさんが不倫をしている事実はありません』という答えを出してほしかった」と言うと、劇団は「僕の不倫の話やめてもらっていいですか?途中から見た人『うわっ、不倫した!劇団ひとり』って(思われる)」と苦笑いだった。

視聴者からも「怖いよねキリトリ。みんな、劇団さん不倫してないよってツイートしとかないと!笑」「ひとりさんが不倫したところだけ流出しちゃうw」「もしも劇団さんが不倫した時に謝罪会見で言うべき事AIから最もな解答」「AIが不倫を否定しなかったw」との声が集まっていた。