4月16日放送の『サンデージャポン』(TBS系)にジャーナリストの元NHKの岩田明子氏(53)が出演。15日に発生した岸田文雄首相(65)の演説会場の漁港で発生した襲撃事件についてコメントしたものの、視聴者の間で物議を醸している。
和歌山市の雑賀崎漁港で発生したこの事件。爆発物が投げ込まれたあと、近くにいた漁師により犯人が取り押さえられ、威力業務妨害で木村隆二容疑者(24)がその場で逮捕された。岸田首相はすぐにその場から避難し、けがはなかった。なお、昨年7月には安倍晋三元首相(享年67)が、奈良市での応援演説中に自作銃で撃たれ死去。今回の事件と重ねる声も多くあり、続く政治家へのテロを心配する声も多く上がっている。
番組ではこの日の岸田首相の警備が万全だったのかどうかの議論に。今年5月にはG7広島サミットが予定されているが、岩田氏は「すでに海外の報道で、今回の事件と前回の事件で警護を不安視する報道もありました」と明かした。
その一方で岩田氏は「ただ、かつて日本はビートルズのコンサートも成功させてますし、2019年には、G20大阪サミット、これはじめてだったんですけど、無事に開催してるんですね」と指摘したうえで「安全にはすごく自信のある国だった」と持論を展開した。
しかし、この岩田氏の発言に視聴者からは「ビートルズのコンサートと一緒にするな」「1966年の事持ち出してきたぞ」「ビートルズのコンサート。何年前だよ。アホなの?この人」「ビートルズの頃とは世相が違いますよ」といった手厳しい指摘が殺到していた。
ビートルズのコンサートは57年前の1966年。当時とは殺傷能力のある武器も異なれば、さまざまな環境も異なる状況。サミットと同一視する発言に多くの人が違和感を抱いていたようだ。