4月22日放送の『さんまの東大方程式 3年ぶりの復活SP』(フジテレビ系、以下「東大方程式」)に、俳優の木村拓哉(50)がサプライズ出演。スタジオが騒然となる場面があった。

同番組は、現役東大生たちと明石家さんま(67)によるトークバラエティ。3年ぶりの番組復活だったが、収録開始前、スタッフらに呼び込まれたさんまと一緒に登場したのは、月9ドラマ『風間公親-教場0-』(同、以下「教場」)で主演を務めている木村。

刑事指導官・風間公親の姿で登場した木村は、さんまを“連行”するような形でさんまと共にスタジオに現れたが、突然の登場にスタジオにはどよめきが起こり、ゲスト出演者の芸能人たちも総立ち。完全な“飛び入り参加”だったようで、さんまはカメラマンに「カメラ回せ」と指示を出すと、スタッフから「それでは本番はじまりま~す!本番まで5秒前、4、3、2、1」とコールがかかり、そのまま本番がスタートした。

拍手や歓声が起こるなか、陣内智則(49)から「状況を教えてください」「状況ができない。なぜいるんですか?この方」と声があがると、さんまは「前のスタジオで『教場』を撮影中で、俺が遅れてるんで、(木村が)待ってくれてたんですよ。で、俺が(『教場』の)監督と話してたら、『(東大方程式が)もう始まってるから』と(木村に)連行されて」「で、僕が(このスタジオに)連れてこられたんですよ。『教場』の教官に」と、木村がこの場にいる理由を説明。

さんまは、「教場」第1話の冒頭でサプライズゲストとしてドラマ出演を果たしているが、どうやら今回の「東大方程式」の収録前に、ドラマ撮影を行っていたようだ。

つまり、木村もドラマのすぐ近くのスタジオでドラマの撮影中ということ。そんなこともあり、木村が「そろそろ(自分の現場に)行っていいかな?」と声をかけると、さんまは「もう……何がや」とぽかん。“ガチ”の飛び入り参加だったため、木村から「そうじゃなくて、俺、マイクついてない」と明かされると、さんまは膝から崩れ落ち「せやな、お前出演者違うもんな」と大爆笑。その後、木村は敬礼するさんまに敬礼を返して、颯爽とスタジオを去っていった。

「おそらく、今回のサプライズ出演は、さんまがドラマに“友情出演”してくれたことに対する木村のお返しだったと思われます。2020年のスペシャル版でも“駐在さん”として友情出演しているさんまですが、今回の第1話冒頭からのサプライズ出演は『どう考えても教場にさんまはいらない』『ちょっと場違い。演出ミスだよ』と不満の声も集まっていました」(週刊誌記者)

ただ、今回の木村の登場には視聴者からも「キムタクかっこいいーな!!」「やはりSMAPは生涯スターやと実感するね」「え?いきなりキムタク!?」と大盛り上がりだった。