5月10日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で「臭い神経衰弱」を放送したものの、視聴者から賛否両論の声が集まっている。
問題となっているのは、「くさいニオイで神経衰弱 鼻がバカになってなかなか決着つかない説」。芸人たちが10種類の匂いのセット、計20個のボックスの匂いを嗅いで、トランプの神経衰弱のようにペアを見つけていくというこの企画。臭い匂いを嗅ぎ続けたら、鼻がおかしくなってなかなか正解を導きだすことができないのではないか、というものだった。箱の中身は、馬糞や臭豆腐、ヘドロや、「世界一臭い缶詰」として知られているシュールストレミング。また、剣道の小手、くさや、ドリアンにくわえ、甲殻類の殻などもあった。
まず神経衰弱に挑戦したのは、お笑いタレントのジミー大西(59)・チャンス大城(48)ペアだったが、箱の蓋を開けると、あまりの強烈な匂いに「ヴォエエ」などとえずきまくり。さらに他のペアも匂いの確認が可だったため、宮川大輔(50)ら他の出場者も匂いを確認したが、同様に「ヴォエ」とえずき、宮川は「アカン、出る出る」と嘔吐しかける場面も。
そんな中、もっとも躍進していたのが、コロコロチキチキペッパーズのナダル(38)。ガンバレルーヤのよしこ(32)とペアを組んで次々と匂いを当てていき、他の出演者がえずきまくる中、「くさっ」程度の反応を見せていた。
終始、芸人が嘔吐寸前でえずきまくるというこの企画に視聴者からは、「気持ち悪い」「この企画は酷い」「オエー」といった批判の声が殺到。一方では、「慣れるって興味深いな」「水ダウらしい企画だったな」「この企画好き」といった声も集まっていた。
「馬糞などを堂々と使うような攻めた企画を放送するのは『水曜日のダウンタウン』くらい。芸人たちがえずきまくる姿にドン引きの声が集まっていた一方、こうした攻めた企画を放送することを面白がる声も多く集まっていました」(女性誌記者)
攻めの姿勢を見せ続けている『水曜日のダウンタウン』だが、この時間帯に食事をしている視聴者もいたようで、不快な気分になった人も少なくなかったようだ。