宿泊した602号室には、ぽこぽこと連続したろくろ脚の装飾が特徴的な昭和中期のコーヒーテーブル(日本製)と、1920~30年代のイギリスのホイールバックチェアが置かれています。このチェアは、背もたれに車輪のような装飾があるウィンザーチェアの代表的なデザインとのこと。

テーブルの上にはホテルメイドのグルテンフリー焼き菓子と、大阪市西区にあるワインとコーヒーの専門店「タカムラ」のスペシャルティコーヒードリップバッグが用意されていました。こちらはアースフレンドリールームのみのコンプリメンタリー(無料サービス)です。

洗面台やハンガー掛け、鏡などは、ものづくりの町として有名な東大阪出身の「上手工作所」さんが制作したもの。洗面トレイは信楽焼の陶器で、日本のものづくりの美しさに触れられます。

アメニティはプラスチック削減のために竹製の歯ブラシとくしが用意されています。タブレットタイプの歯磨き粉は、口に含んで噛んだあと、いつもどおり歯磨きをするだけ。なお、竹製歯ブラシは使い捨てではないので、気に入ったら持ち帰れます。

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