7月10日に『熱唱!ミリオンシンガー』(日本テレビ系)が放送されたが、採点結果に視聴者から不満の声が続出している。
アーティスト本人の歌声に限りなく近いシンガーたちが集まり、本人を「完全再現」できるかどうかをジャッジするこの番組。「本人を完全再現している」と判断した場合は100点、さらにその歌声で「感動」したら101点を付けられる採点システム。501点を超えると“神歌声シンガー”となり100万円を獲得できる。
MCをチョコレートプラネットの長田庄平(43)と松尾駿(40)が務め、フリーアナウンサーの徳光和夫(82)、歌手の小林幸子(69)、ミュージシャンでボイストレーナーの今井マサキ(49)、音楽プロデューサーの今井了介(51)、ミュージシャンでナレーターの鮎貝健(52)が審査員を務めた。
総勢35名が出場し、森山直太朗(47)の「夏の終わり」、夏川りみ(49)の「涙そうそう」、中森明菜(57)の「DESIRE-情熱-」、矢沢永吉(73)の「時間よ止まれ」、山下達郎(70)の「高気圧ガール」、ZARDの「負けないで」などの名曲が熱唱された。
その中でも、視聴者から大きな注目を集めたのがZARDの「負けないで」を歌唱した柴山サリーさん(24)の歌声。ZARD・坂井泉水さん(享年40)の声にそっくりで、スタジオでも歌い始めた瞬間にどよめき。松尾も思わず「すごい……」とつぶやき、「ずっと鳥肌立ちっぱなし。やばかった!」と大絶賛だったが、採点は497点と501点に到達せず。
これに多くの視聴者から「これで神声認定ならないって誰がやっても無理でしょ!!」「ZARDの人、正直他の499とか500点取ってた人達よりも頭3つくらい抜けて本人に似てた。どう考えても今までの中で1番上手い。クソ番組すぎる」「ZARDの負けないで歌った人本人すぎる、なにあれ。98にしたやつまともに聞いてないだろ……」と不満の声が続出した。
結果的に誰も501点を超えることはできず。「あのZARDで501点取れないんだから、もうこの番組は誰も取れないでしょ。大黒摩季も長渕剛もビューティーこくぶさんも取れないんだから、採点やめたほうがよい」「神声認定は宝くじぐらい難しい……審査委員の心をワシつかめるできる(鷲掴みできる)表現力の声と曲ではないと無理な気がする」と指摘の声もあがっていた。