7月21日放送の『ぽかぽか』(フジテレビ系)では、70歳以上の高齢者が“若者ソング”で90点以上取れたら10万円をゲットできる新企画「70歳以上限定カラオケ」のコーナーを実施。しかし、これがネット上で「おじいちゃんおばあちゃんのカラオケいいね」「年寄りを笑い者にする企画で不愉快」と賛否両論を集めている。

アンジャッシュ・児嶋一哉(51)と俳優・犬飼貴丈(29)が進行役を務め、児島は「めちゃくちゃいいコーナーの予感でしょ?面白そうでしょ?」と楽しいコーナーになると予想。ただ、カラオケ採点機能で90点以上を出すのはかなり難しそうだ。

今回は、『紅蓮華(LiSA)』、『白日(King Gun)』、『怪物(YOASOBI)』、『Subititle(Official 髭男 dism)』など、番組側が用意した10つの課題曲の中から選曲して挑戦。ちなみに課題曲は、若者を中心に流行っている曲のためMCの神田愛花(43)も「聞けばわかるかもしれないけど(曲名だけ見ても)分からないレベル」だそう。

挑戦した3人は今日の企画のために1カ月自主練習をしたそうで、それぞれ優里(29)の『ドライフラワー』、LiSA(36)の『紅蓮華』、米津玄師(32)の『馬と鹿』を歌唱。なお、最初の挑戦者鈴木さんは海原千里万里の『大阪ラプソディー』、2人目の挑戦者・石木さんは香西かおり(59)の『無言坂』、3人目の挑戦者・渡邉さんは高橋真梨子(74)の『or you…』が十八番だという。

結果は、さすがに若者の曲は難しかったのかそれぞれ69点、78点、80点となり90点以上を出すことはできなかった。

この企画にネット上からは「ぽかぽかの70歳以上限定カラオケまじ笑い止まらん無理w」「おじいちゃんおばあちゃんのカラオケいいね!」といった声があがった反面、「カラオケ企画が胸糞悪くて見てられない…」「カラオケ企画酷いね。あの音源で75歳の方が聞き取れるわけない。」「70歳以上限定カラオケ、年寄りを笑い者にする企画で不愉快なんだけど後ろで笑い転げとるクソ芸人出すなよ」「ぽかぽかの70歳以上限定カラオケ、"老化"ってこういうことだよな…をまざまざと見せつけられて悲しい気持ちになるな…」と批判の声が上がるなど賛否両論。

というのも、音程やリズムがズレているのが面白かったのか、歌を聞いているスタジオレギュラー陣が爆笑。中でも、MCハライチ・岩井勇気(36)は、挑戦者が一生懸命歌っているにも関わらず“応援うちわ”で顔を隠しながら笑いをこらえてみたり、渋い顔をしてみたりと露骨に態度に現れており「あんまり歌知らないのにいれちゃったみたい」などとツッコみ。

同番組では、今年3月にも「餅を1万回つく」という企画を行い、最終的に液状化した餅に「汚い」「食べ物を粗末にするな」と批判が集まったことも。果たして今回の新企画は、あとに続くだろうか。