音声教養メディアVOOXは、2023年7月28日(金) より小児科医・人道援助活動家の加藤寛幸さんが語る『「国境なき医師団」の医師はどんな思いで活動しているのか』の配信を開始しました。本タイトルでは、国境なき医師団の日本会長も務めた加藤さんに、国境なき医師団の活動を具体的に語ってもらうと共に、シエラレオネでの体験も踏まえ、そこで活動する人たちはどんな思いで、どんなことを感じているのかを語っていただく。

人道支援を目的に世界の紛争地や被災地に赴いて活動する「国境なき医師団」の活動は最も尊い仕事の一つではないだろうか。ニュースで知るその活動に、実際に参加する医師たちはどんな思いを抱いているのか。この団体の元日本会長の加藤さんは、アフリカ、アジア、また国内での活動経験も豊富だが、一方で、毎回のように心を揺さぶられる経験をされている。人道支援の最前線を小児科医・人道援助活動家の加藤寛幸さんから学ぶことができるシリーズです。

本編では、「医師国家試験の浪人中、価値観が変わった経験」「国境なき医師団の試験を3回受けていること」「初めて赴任したスーダンの孤児院での衝撃的な事実」「岩手県沿岸地域での診療所立ち上げ」「エボラ出血熱が流行したシエラレオネでの活動」「2022年のウクライナでの活動」など、実際に加藤さんが経験されたエピソードは心打たれるものばかりです。

「目を背けてはならない情勢がある」「考えたこともなかった世界だ」と、国内外の人道支援への関心が高まります。ぜひ通勤時間、仕事や家事のすきま時間で、聴いてみてください。

『「国境なき医師団」の医師はどんな思いで活動しているのか』全6話60min
第1話. 医師になった動機、国境なき医師団に参加した動機
第2話. これまでどんな活動をしてきたか?
第3話. シエラレオネでの経験
第4話. 国境なき医師団の活動は、どんな大変さがあるか?
第5話. 国境なき医師団の活動は、どんなやりがいがあるか?
第6話. 国境なき医師団の活動を通して、感じること

※加藤寛幸さんプロフィール

小児科医。1965年生まれ。島根医科大学(現・島根大学医学部)卒業。国立小児病院(現・成育医療センター)、シドニー・ウェストメッドこども病院、静岡県立こども病院などで小児救急、小児集中治療に従事。タイ・マヒドン大学にて熱帯医学ディプロマを取得。2003年より国境なき医師団の活動に参加し、これまでアフリカ、アジアの他、国内の災害支援にも従事。2015-2020年、国境なき医師団日本会長。2022年、ウクライナでの活動に参加。著書『生命の旅、シエラレオネ』(2023年、ホーム社)は、2022年の開高健ノンフィクション賞の最終候補作である。

※VOOXとは

VOOXは、学びに特化した音声メディアです。1話10分、6話完結のコンテンツ構成で第一人者たちの実践知と人々を鼓舞する生の声をお届けしております。現在700話以上のコンテンツを配信しており、定期的に新しいコンテンツを更新中です。新規シリーズは、公開から2週間は、どなたも無料でお楽しみいただけます。

以下のQRコードもしくはリンクから、VOOXアプリがダウンロードできます。

https://voox.onelink.me/KbDS/PRT