お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔(42)が7月31日、自身のインスタグラムを更新。先日炎上した原発問題に関するツイートで批判を受け、あらためて真意を説明し話題となっている。
村本といえば先日、福井県にある関西電力の高浜原子力発電所1号機が、28日午後から原子炉を起動し、12年ぶりに再稼働するニュース記事を引用リツイートし「事故があった時、地元の人だけじゃなく日本中が被爆しますように」とコメントを添えた。この投稿に対しネット上では「通報した、東日本大震災以後の原発事故に苦しんだ福島の人々を冒涜するコメントと取る。」「自分の思い通りにならないからと「皆酷い目にあえ」という幼稚さ。42歳にもなってさすがに恥ずかしすぎるね。」などの批判の声が殺到し炎上していた。
今回は、その炎上を報じるネット記事のスクリーンショットを投稿しつつ「ある朝起きてラインニュース開いたら女子バレーボールの選手の記事かなと思ったらおれだった。」という冒頭の長文を投稿。「地元の原発が再稼働したというニュースがTwitterであがっていて、それを喜ぶコメント欄。とても複雑な気持ちになった」と、ツイートしたきっかけを明かしつつ、「万が一の時は全員が背負って欲しい、そうなればもっと一緒に考えてくれるのにって思ってこれを書いた」と説明した。さらに、批判の声が集中したことを受け、「魔法使いじゃないんだから『日本中が被爆すればいいのにー』と言ってそうなるわけじゃない、言葉は非現実的。そうなれともおもってもなく、それぐらいの気持ちで原発の再稼働を考えて欲しいって意味なのに、本気でそれを受け取る人たちが一定数いる。言葉の裏を読めない人たち。この世界は言葉には敏感なのに現実には鈍感」と終盤に書き添えている。
この発言に対しネット上からは「最初から真意を書けば済む話 そこをどんな言葉を使ってどんな言い方で伝えるかに人間性が出てくる 批判されてるのはその人間性の部分なんだよ」「今回の発言を被爆して苦しんでいる人たちやそのご家族が見たらどう感じるのでしょうね。あわてて弁明するくらいなら、最初からわかりやすい発言をしたら良いのではないでしょうか。。」「炎上したくなければ、意図が伝わるようにするのが当たり前だと思う」などの声が上がっている。
村本の考えや思いを批判したいのではなく、「日本中が被爆しますように」という言葉選びなどに嫌な思いをした人が多くいたようだ。