漫画家の倉田真由美さん(52)が6日、自身のX(旧ツイッター)を更新。東京・新宿区の道路でハトをひき殺したとしてタクシー運転手の50歳の男性が逮捕された一件について私見を述べた。

タクシー運転手の男性は先月、新宿区西新宿の道路上にいたカワラバト1羽をタクシーでひき殺した鳥獣保護法違反の疑いで今月3日に逮捕され、5日に送検。6日午後5時45分に釈放されている。

警視庁によると、通行人がアクセル音を聞いて振り返るとタクシーがハトをはねていたことから、110番通報したことで事件が発覚。警視庁はその後、獣医による解剖を実施し、ハトの死因は外傷性ショックと特定した。男性は逮捕後の取り調べに対して「道路は人間のものなので、よけるのはハトの方」などと供述したという。

倉田さんはこの日、この一件について「鳩、解剖までして鳩引き殺しタクシー運転手逮捕。いろいろと違和感しかない。この報道をきっかけに、過剰に動物に反応して車線変更や急ブレーキなどで人間を巻き込む事故が増えないといいが。」と投稿。

続けて「類似の事件が数多あるわけでもなし、見せしめとしても意味がない。警察がここまで頑張った理由が本当にわからない。通報者が大物だったのか?とか勘繰ってしまうほど謎。」とつづった。

この投稿に倉田さんの元には、「私も報道に違和感あり有りでした、なんでこの事件でこれほど氏名、顔出しする必要あるの?」「むしろ普通に犯罪行為なのに必死で守ろうとしている人がいる方が謎に思える。そもそも短気な人は運転しないでほしいな」「どのマスコミも嬉々として報道していましたね。誰もがもっと報道する事あるやろうにと思っていますよね」「そして7歳の子を轢き殺した外国人は不起訴。日本人の命は鳩以下?意味分からない」など、さまざまな意見が寄せられていた。