正面の入り口から奥へ進んだところにあるらせん階段を見上げれば、形と素材そのものの美しさを追求し、装飾を省いたシンプルなデザインに、バウハウスの精神が見てとれるでしょう。
1999年に再現された学長グロピウスの部屋(校長室)にも、バウハウス様式の基本色が用いられています。家具と天井照明は家具・金属工房が、カーペットやタペストリーは織物工房が制作したもので、机上には、バウハウスで学んだヴィルヘルム・ヴァーゲンフェルトとカール・ヤコブ・ユッカーのテーブルランプがあり、往時を偲ばせます。
文学や音楽だけでなく、近代デザインの原点となるモダニズムの舞台でもある街、ワイマール。この街を訪れたなら、バウハウス博物館やバウハウス大学に足を運んで、現在の私たちの暮らしにも大きな影響を与えている近代建築とデザインの世界にじっくりと浸ってみてはいかがでしょうか。
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