オスマン帝国時代、スルタン(オスマン帝国の皇帝)と同等の権力を与えられて国政に携わっていたトゥルハンという女性をご存知でしょうか。
オスマン帝国第19代スルタン、メフメト4世の母トゥルハンは、政治の面でも建築の面でも権力を発揮し、ハレムでの女人統治の頂点を極めた母皇后として知られています。
しかし、トゥルハンは最初からオスマン帝国のハレムで権力を持っていたわけではなく、権力を持つまでの彼女の人生はむしろ…
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オスマン帝国ハレム支配の頂点を極めたトゥルハンが眠るイスタンブールの霊廟「トゥルハン・ハティジェ・スルタンの霊廟」