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紛争下の子どもの権利侵害、過去最多ガザ、スーダン等 背景に前年比21%増

自宅で寝ている間に爆撃に遭い、右脚を切断された4歳のシラちゃん。両親と3人の姉妹を失い、今は祖母や叔母とともに学校に避難している。(ガザ地区、2024年5月24日撮影) © UNICEF_UNI589800_Subieh

【2024年6月26日 ニューヨーク発】
ユニセフ(国連児童基金)事務局次長のテッド・チャイバンは、国連安全保障理事会の「子どもと武力紛争」に関する公開討論会にて、以下の通り発言しました。
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国連が確認した2023年の子どもに対する重大な権利侵害は3万2,990件で、子どもと武力紛争国連事務総長特別代表事務所の創設以来、過去最悪の年であった2022年を21%上回り、最多記録を更新しました。
この数字は、重大な…

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