パレスチナ・ガザ地区の中南部に位置するナセル病院、アル・アクサ病院、ヨーロッパ・ガザ病院が深刻な燃料不足により閉鎖の危機に瀕している。これらの病院では新生児を含む数百人の患者が治療を受けており、救命には燃料による発電が不可欠となっている。
国境なき医師団(MSF)はナセル病院とアル・アクサ病院に燃料を供給したが、36~48時間ほどの電力をまかなうことしかできない。MSFは、全ての紛争当事者に対し、医療施設…
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ガザ現地リポート:病院の燃料不足で人工呼吸器や保育器が止まる恐れ…新生児らの命が危機に