日本はどれだけ寒かったとしても、行けば冬をすっかり忘れてしまう常夏の国、タイ。タイに行ったら、日本ではなかなか食べる機会の少ないマンゴーをたっぷり食べてみたいと願う人も少なくないでしょう。

タイでは60種類以上のマンゴーが栽培されており、品種によって若干異なるものの、最もおいしいといわれるのが、おもに乾期の終わりから暑期にかけての3~5月ごろといわれています。

とはいえ、その時期でなければタイでおいしいマンゴーが食べられないのかというと、そうではありません。おしゃれなフルーツスイーツ専門店が花盛りの首都バンコクでは、一年中ジューシーなマンゴーを使ったデザートが食べられるお店が存在します。

それが、バンコクの渋谷とも原宿ともいわれる一大繁華街、サイアム地区に店を構える「マンゴ・タンゴ(Mango Tango)」。その名の通りマンゴースイーツの専門店で、年間を通して上質な食べごろのマンゴーが味わえます。

流行り廃りの激しいバンコクにあって、何度か移転しつつも10年以上にもわたって高い人気を維持し続けているマンゴ・タンゴの実力は本物。

いまや海外のガイドブックにも欠かせない存在となり、地元の若者のみならず日本や韓国、中国などの東アジアを中心とする外国人観光客も完熟マンゴーを求めて連日詰めかけます。

BTSサイアム駅から徒歩約2分という好立地のマンゴ・タンゴ。お店の前には「Mr. Mango Tango」というちょっとシュールなオリジナルキャラクターが立っているので目に入ればすぐわかるはずです。

店内は打ちっぱなしのコンクリートとむき出しの柱が印象的な、流行りのコーヒー専門店風。

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