席に着くと、あっという間に注文した品が運ばれてきます。黄金色に輝くマンゴーがまるごとひとつ・・・日本ではなかなか見られない贅沢な光景に胸が高鳴ります。

一口食べてみると、目を見張るほど甘い!「超」が付くほどの完熟で、日本ではこんなに蜜のように甘いマンゴーはめったに食べられません。

皮ぎりぎりまで甘くジューシーなマンゴーを、一口、また一口といただく時間はまさに至福のとき。隣に座っていた日本人女性のグループも、マンゴーを口にした瞬間「甘ーっ!」と叫んでいました。

マンゴーアイスはマンゴーをそのまま凍らせたような、マンゴー本来の風味を生かした自然な味わい。余計な色や甘みなど、不必要なものを加えていないことがうかがえます。

マンゴー半分にマンゴーアイスとマンゴープリンをセットにした「マンゴ・タンゴ」や、マンゴーにココナッツ風味のもち米を添えた「マンゴ・スティッキーライス」も人気メニュー。

洋風のマンゴースイーツだけでなく、タイの伝統的なデザートを現代風にアレンジしたマンゴースイーツも楽しめるのが、マンゴ・タンゴの魅力なのです。

マンゴ・タンゴでは、マンゴーやその他のフルーツを使ったドリンクも楽しめます。こちらは「マンゴースイング」と呼ばれる氷を混ぜたスムージーのようなドリンク。

果実の甘みが感じられるフルーティーな仕上がりながら、60バーツという低価格。バンコクにあるほかのおしゃれなスイーツカフェでは似たようなドリンクが100バーツを超えることも珍しくないので、マンゴ・タンゴの価格設定はお手頃といえるでしょう。

ただのスムージーではなく、サゴ(サゴヤシの幹からとれるでんぷん)の粒が入っていて、モチモチとした食感がクセになります。

カウンターの前では、トートバッグをはじめとするオリジナルグッズも販売中。ビンテージ風のテイストがおしゃれで、自分用はもちろんお土産にしても喜ばれそうです。

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