大阪府知事で日本維新の会の松井一郎代表(54)が自身のツイッターでLGBT騒動に関する不適切発言を謝罪した。
自民党・杉田水脈議員(51)が雑誌『新潮45』に寄稿した、「LGBTには『生産性』がない」とLGBTカップルへの税金を使った支援の是非を問いかける記事に端をなすLGBT騒動。さまざまな著名人が自身の考えなどを示していた中、松井代表は23日に自身のツイッターで杉田議員の発言を紹介する記事を引用しつつ、「オカマもゲイも納税者だから生産はしているでしょ」と発言。批判が殺到する事態に発展していた。
松井氏は24日にあらためてツイッターを更新し、「昨日のツイートに不適切な表現がありましたので、謝罪して訂正致します」とツイート。「性的マイノリティの皆さんも日本社会の中で様々な生産に携わっています」と自身の発言を訂正していた。
昨日のツイートに不適切な表現がありましたので、謝罪して訂正致します。性的マイノリティの皆さんも日本社会の中で様々な生産に携わっています。
—松井一郎 (@gogoichirou) 2018年7月23日
しかし、このツイートに対しても有権者からは、「『性的マイノリティの皆さんも日本社会の中で様々な生産に携わっています』って訂正するところはそこだけですか?ふざけてます」「謝罪するくらいなら、まず知識をもってから発言すべき。軽はずみに発言しないで頂きたい」「生産性が無いと生きる資格が無いような発言。この理屈で生活弱者は切り捨てという発想が出てきて危険だと思います」と依然として厳しい声が寄せられていた。