ほかの建物とは色も形も大きく異なる異色の存在が、ポーランド語で鶴を意味する「ジュラフ」と呼ばれる木造クレーン。もともと14~15世紀に造られましたが、現在見られる建物は、第2次世界大戦で焼失した後、戦後になって再建されたものです。

かつては世界最大の木造クレーンだったこともあるそうで、貿易船への荷物の積み下ろしを行ったり、船のマストを立てたりするために使われていました。現在は、ポーランド海洋博物館の一部として使われています。

その昔はハンザ都市として繁栄を謳歌し、現在はポーランド屈指の観光都市となったグダンスク。旧市街に一歩足を踏み入れたら最後、華麗なる建造物の数々が見せる多彩な表情にすっかり魅了されてしまうことでしょう。

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