■LGBT当事者からは杉田支持の声も続々!? 活動家主導の「政治利用」懸念

今回ネット上で興味深いのは、思いのほかLGBT当事者が杉田水脈の発言に理解を示していることです。

あるゲイの方は「同性愛で子どもは作れない! その意味で生産性は無い」旨を書き込み、新潮45への寄稿を評価しています。そして自分たちの存在が「護憲運動」や「反レイシズム」「弱者救済」を掲げた政治活動に利用されることに拒絶を示しています。

同様の意見は多く見られ、炎上するネットの中で、当事者側からの杉田水脈擁護に私まで救われた気持ちになりました。

今回の炎上騒ぎ、大半の賢明な当事者たちの思惑とは別の意思が働いているのは明白ですね。

LGBT当事者とはいえ、社会に出て職に就き、税金を納める普通の国民です。学生もいるでしょう。当然のことながら人権はありますし認められています。すでに社会に貢献し、信用を築き上げた人々との「共生」を敢えて掲げる必要はありますか? そのために税金を掛けることは控えるべきであり、不妊治療や、子育て環境を優先すべきだと杉田水脈は提言しているに過ぎません。

また、LGBTのT(トランスジェンダー/性同一性障害)を同列に考えるべきではないという意見には賛成です。

誰も使いたがらない「LGBT専用トイレ」は本当に必要なのでしょうか?

「お父さん・お母さん」の呼び方を無くすこと、それを行政が指導することは性的マイノリティへの理解となるのですか?

第三者が「マイノリティの人権を守れ!」「生き辛さを理解しろ!」と介入することで、反って余計な壁ができるのではないですか?

神は男と女に種の継続(産霊・むすひ)を与えました。そしてそうでない人々は別の崇高な使命を与えられているのだと思えてなりません。

私は善き友人たるセクシャル・マイノリティの方たちの、良心と尊厳を信じます!

政治利用されたり、暮らし辛さは政権のせいだ!と魂を穢すことに加担しないでください。日本民族は多様性を広く受け入れる寛容な人種です。迫害したり差別するような国家・民族ではありません。

とはいえ、今回「活動家」による「LGBT人権ビジネス」が大半の当事者の気持ちを置いたまま、大きなスタートを切ってしまったことは残念に思えて仕方ありません。

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