朝、難しい顔をして新聞を読む父親の姿。漢字は多いし、何を書いているのかさえ理解できず「大人になると新聞が読めるようになるんだ」とばく然と思っていた幼少の頃。

公明正大にして厳正中立。鋭く政治情勢を解説し批判もする。そんな正義のマスメディア!新聞。読まないと社会について行けないといわれた全国民の情報源。新聞が絶大に信頼されていた時代。そう遠くない昔の、新聞の輝かしい時代。

こんにちは! チバレイです。

この数年、毎朝コーヒーを飲みながらツイッターをはじめとするSNSのチェックが習慣となっています。我が家で購読するのは八重山日報一紙のみ、TVはDVDや映像を観るためのモニターでしかありません。

ネット上では事件、事故、スキャンダル、政治情勢…有りとあらゆるジャンルの情報が事細かに24時間出回り、それらに数多くの見解や意見が寄せられています。

昔のように「新聞に書いていたから……」と新聞の記事を鵜呑みにする、若しくは新聞とTVのニュース、ワイドショーで世の中を推し測ることは不可能です。それこそ「情報弱者」となってしまいます。

それでも新聞・TVといった既存メディアの影響力は相変わらず大きいのです。

そんなメディアが、あるベクトルに向けて情報を発信し続け、巧みに世論をリードすることは簡単なことです。実在しない事を「あった!」と繰り返すことでいつの間にか事実とされてしまうことも。

不毛な「モリカケ」報道、執拗に繰り返す安倍政権への情報操作。自分たちに都合の悪いことは「報道しない自由」。民放もさることながら、国営の日本放送協会NHKでさえ巧妙に「反日」色を打ち出しています。

ネット社会となり、私たちは簡単に真実を知ることができます。正義なき既存メディアに対し、選択・決別すべき局面を迎えたのではないでしょうか。

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