ハイハイ、すごいねぇ、良かったねぇ。よくできました!とでも言ってもらいてぇのかねぇ? 朱に交われば赤くなるというのか、同じ穴の狢というのか、小池百合子東京都知事が事実上引っ張っている、都民ファーストの会の都議会議員ってのもロクなもんじゃねぇな。

実はこの記事、トイチ(都民ファーストの会の略称)所属のとある女性議員様のツイートで知ったんだ。またそこには「税金で新年会に行くのをやめる。当たり前のことの効果が現れてきました。都民と同じ目線で政治をする為に、議会改革を進めていきます。」と一言添えられていた。

このニュースはトイチ都議様たちにとって余程の自慢なのか、また別のトイチ都議もこの記事をTwitterに載せ、同じく「私も議会改革検討委員会の一員で政務活動費の透明化を推進しました。二千円超のすき焼き弁当が本当に政治家の昼の打ち合わせに必要だったのか。『先生』と言われますが政治家は決して偉くはありません。自分ではなく都民のために最善を尽くす。それを忘れたらおしまいです」と書いている。

まぁ何と言いますやら、レベルが低いどころか、内容が幼稚過ぎて笑っちまった。「二千円超」まではいいけど、笑わそうとしてるンじゃねぇんだから、何も「すき焼き弁当」まで書かなくてもいいだろうに。正直オレはここで吹いた。

あと、ついでに言っとくけど「政治家は決して偉くはありません」だって。これにもオイオイ大丈夫かい?と思ったよ。SNSが真っ盛りの今の世で、こんな小学生並みのことを書いて恥ずかしくねぇのかねぇ。

やっぱり小池親方と同じ穴の狢である都民ファーストの会所属都議会議員は、普通の政治感覚から大きくズレているンだと思う。

正直言って、弁当を税金で食おうと食うまいと、どーでもいい話だよ。そんなこまけぇことをやって、たった一億円を返還したなんて、国家レベル(スウェーデン並みだという)の巨額予算を扱う東京都にとっては、鼻くそみてぇな金額だ。

それに、青島元知事が、たった一期で赤字に転落をさせた財政を、石原元知事が健全な財政に戻してくれた。こんな重箱の隅を突くような後ろ向きな削減ばかりじゃなく、やらなきゃいけないことが山ほどあったはずだ。

ただ小池一味は有権者には一見耳障りの良い「改革」で当選してきたから、仕方なかったのはわかる。しかし東京五輪開催を控えている都にとっては、先達たちが作り上げた健全な財政を元に、ガンガン攻め入っていくべきタイミングだったとオレは思ってる。それが未来へのレガシーになっていくのではなかったのかな。まったくもったいない話だよ。

最後にこの都議に言っとくけど、政治家ってのはねぇ、とっても偉いんだよ。不勉強な人間やバカが調子こいてやると、世の中をメチャクチャに出来るんだからね。