ジャーナリストの田原総一朗氏(84)が沖縄知事選について言及した。

8日、翁長雄志知事が死去したことに伴い執行される2018年沖縄県知事選挙。来月30日に投開票が予定されており、現在は立候補者に注目が集まっている。

そんな中、23日に自由党の玉城デニー幹事長(58)が知事選に出馬する方針を固めたことが判明。玉城幹事長は辺野古移設に反対の立場を取っており、すでに立候補を表明している安倍政権が支援する前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)との一騎打ちになると見られている。

田原氏はこの報道を受け同日にニュースメディア上で「9月の沖縄知事選、従来は圧倒的に自民候補が強いとみられていた」としつつ、「例えば辺野古のある名護の市長選でも、これまで連勝してきた辺野古反対派の市長が敗れた」と沖縄で自民党が勝てなくなってきたことを説明した。

その理由として、「1つには公明党が自主投票に転じたからである」としたものの、「だが、翁長知事が亡くなっての弔い合戦となり、反対派の勢いが急増した。自民党幹部達も危機感を強めている」と、佐喜真の当選が危うくなることを暗につづっていた。

しかし、このコメントを転載したツイッター上には、「暗に煽り立てるのはやめてください」「田原さんが語ると一言一句に不信感がある」といった不信の声が集まっている。

辺野古推進派の佐喜真候補と玉城幹事長がどのような戦いを繰り広げるのか。果たして田原氏の言う通りになるのか、注目が集まる。